セックスレスから浮気へ?【原因・統計・対策】を徹底解説!

日本では“セックスレス”が深刻化しており、既婚者の約68.2%がセックスレス傾向にあり、そのうち43.9%は“完全なレス”の状態です。性生活の停滞は夫婦間の心理的距離を広げるだけでなく、浮気のリスクとも直結します。
本記事では、セックスレスの定義・現状から、浮気との関係性を最新統計で分析し、体験談や法的対処、改善策、離婚判断までを包括的に解説。
セックスレスから浮気に至るメカニズムを理解し、対策と判断材料を提示することで、今後の夫婦関係の健全な再構築を支援します。
目次
セックスレスとは?基礎知識と定義
セックスレスとは「特別な事情がないにも関わらず、性交・性的接触が1ヶ月以上ない状態」と一般的に定義されており、日本でも約51.9%の夫婦が該当するという指摘があります。
最新の調査では20~50代既婚者の68.2%に達し、特に30代から急激に増加傾向が見られます。
この増加は育児・仕事・ライフステージの変化や性欲の違いによるもので、背景には生活環境や夫婦間の価値観の摩擦が潜んでいます。
セックスレスと浮気は本当に関係ある?最新データ分析
セックスレスが浮気の原因となる実態は、年代や性別で明らかに異なります。調査では、20代のセックスレス経験者のうち、男性44.3%、女性21.2%が「セックスレスが浮気の原因」と回答しました。
30代では男性30.0%、女性13.8%、40代では男性22.7%、女性5.5%という結果です。
この統計から、特に若年男性において、性生活の停滞が浮気に直結している傾向が鮮明です。
年代・性別別の傾向
20代男性では約2.3人に1人が「セックスレスから浮気に至った」と回答し、非常に高い割合です。一方で女性は約4.7人に1人と低い傾向。
年代が上がると共に割合は減少し、男女とも40代では20%以下に留まります。これは性欲や生活の優先順位、浮気の動機に男女差・世代差があることを示しています。
なぜセックスレスが浮気につながるのか?心理と背景

セックスレスが浮気に至る心理的背景には、性欲不満だけでなく「コミュニケーション不足」や「心のすれ違い」が深く関係しています。妊娠・育児・仕事の疲労が性生活を圧迫し、互いにすれ違いが生じやすくなることも一因です。
また、話し合いが不足して信頼感が低下すると、どちらかが性的欲求を正当化し「レスだから仕方ない」と外部に走るケースもあります。
浮気に発展した実際の体験談
実際の声として、「妊娠・育児で妻が性交を拒み続け、夫が外で関係を持った」「仕事一辺倒でスキンシップが途切れ、妻が孤独から別の男性に心惹かれた」などの事例が報告されています(引用:michill調査、20~60代セックスレス経験者への聞き取り)。
これらはいずれも「心の隙」が原因となっており、浮気は単なる性的欲求だけでなく、夫婦関係の不調和による心の崩壊が引き金となっていることが分かります。
セックスレスが原因で浮気された時の対処法
まず、浮気の証拠収集は慰謝料請求や離婚手続きで不可欠です(後述)。次に、第三者相談として、探偵による調査と弁護士への法律相談を段階的に行います。探偵調査では不貞行為の日時・場所・証拠(ホテルの出入りや写真)を記録し、その後弁護士にケースを持ち込みます。
その上で夫婦間で事実確認の話し合いを行い、関係修復や再構築、あるいは離婚の判断に進みます。感情的な対立を避け、冷静かつ戦略的に話し合いの機会を設けることが重要です。
浮気の証拠を集めておくべき理由
浮気が発覚した場合、証拠(メール、写真、領収書、探偵報告書など)は慰藉料請求や離婚調停・裁判時に極めて重要です。これらは法的な根拠となり、財産分与・親権・慰謝料金額に大きく影響します。
探偵や弁護士への相談ステップ
まず信頼できる探偵事務所に調査を依頼し、不貞の日時・写真証拠を取得。次に弁護士へ相談し、証拠を基に慰謝料請求や離婚調停の方針を決定します。両者の連携を密にし、進行状況も記録しておくことが安心です。
セックスレス・浮気を未然に防ぐには?対策と改善策
日常から夫婦間のコミュニケーションを活性化させることが第一歩です。スキンシップや感謝の言葉を意識的に増やし、性生活についてもオープンに話し合う場を定期的に設けます。両者の生活リズム、価値観、性に対する考えを共有し、専門カウンセリングの導入も有効です。
性生活の改善策として、レスが起きやすい妊娠・育児期にはスキンシップを重視し、疲労を考慮した時間調整や生活リズムの見直しも併せて行います。
夫婦での対話の持ち方
話しづらいテーマは「感情ではなく事実」に焦点を当て、「●●についてこう感じた」と相手を責めずに説明する方法が望ましいです。第三者(カウンセラー等)を交えるのも効果的です。
セックスレス解消に効果的な方法
毎日の抱擁・ハグなどスキンシップを意識して増やすこと。性生活の話し合いや専門家(性カウンセラー、夫婦セラピー)の活用、睡眠・仕事・家事の負担分散など生活リズムの改善も含めて、包括的に取り組むのが効果的です。
セックスレスと浮気後の関係修復 or 離婚判断

関係修復率はケースによって大きく異なります。再構築に成功した夫婦は、定期的な対話と専門家の支援が功を奏したケースが多く、再信頼の再構築に至っています。
一方、失敗例では、浮気が重度で信頼関係の回復が難しく、心理的負担が大きい場合が多いです。離婚を選ぶ場合は、親権や財産分与、公的手続き(住居・教育費含む)などを予め整理しておくことが重要です。専門カウンセラーや弁護士の助言を得て、現実的な判断材料を揃えておくことが大切です。
再構築のメリット・デメリット
メリット:再度の信頼構築、子どもの心理安定、経済負担の軽減。
デメリット:再浮気リスク、共依存状態の可能性、心理的回復の難しさ。
離婚を決断する前に確認すべきこと
法的条件(婚姻期間、婚姻破綻)、慰謝料の相場、親権・子どもの生活環境、住居・資金計画を整理。可能な限り弁護士相談を行い、冷静な判断を下す基盤を作りましょう。
法律編:慰謝料・財産分与・親権への影響
浮気(不貞行為)があると、慰謝料相場は数十万〜数百万円ですが、事案によっては数百万円を超えるケースもあります。財産分与や年金分割は基本的に公平ですが、浮気による精神的苦痛や生活費の逸失などは慰謝料として別途評価されます。
親権については浮気自体が直接の拒否原因にはなりませんが、子どもへの影響が大きい場合、裁判所の判断に影響を与える可能性があります。冷静に証拠を蓄積し、法的アドバイスを受けることが重要です。
まとめとアクションプラン
本記事では、セックスレスの定義・現状から浮気との統計的関係、原因・背景、体験談、法的対処、予防策と修復・離婚判断まで全体を俯瞰しました。
まずは「話し合いと証拠」が基本です。性生活・感情の不満は早期に対話し、専門家の支援を得ることが鍵です。
そして、浮気が発覚した場合は証拠収集→相談→判断という流れで対応しましょう。必要なら弁護士・カウンセラーなど外部の専門家に早めに相談を。健全な夫婦関係の再構築、または賢明な人生設計への一歩として、今日から取るべきアクションを心掛けてください。
この記事を監修した人

- Kings探偵事務所の顧問を担当。
過去に北海道警察捜査四課・警視庁組織犯罪対策部にて警視を歴任し、危機管理の最前線で活躍した第一人者。
様々なメディアにも数多く出演し、多くの信頼を獲得している。
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